飯塚市 逆流性食道炎の原因と症状
2019-04-13
【逆流性食道炎の原因と症状】
逆流性食道炎とは、胃液などの逆流により食道に炎症を起こしてしまう症状です。
胃液は、通常胃の中に滞留しているものです。
胃液に含まれている胃酸というのは強い酸性を持っており、そんな胃液が食道に逆流してくることで食道の粘膜に炎症を起こしてしまい、逆流性食道炎を引き起こしてしまいます。
食道に胃酸が逆流してくるということは本来有り得ない事なのですが、様々な影響により逆流してしまうことがあります。
食道に胃酸が逆流してしまう理由は、以下が挙げられます。
・食生活の欧米化
・肥満
・高齢
・ストレス
これらが理由で下部食道括約筋や食道裂孔がゆるんでしまうことで、胃の圧力が上がってしまい、逆流性食道炎が起きてしまいます。
主に、若い人に多く発生している傾向があります。
食道に胃酸が逆流してしまうことで、みぞおちあたりから胸にかけて様々な症状が発生してしまいます。
主に、以下のような症状が発生してしまいます。
・呑酸(すっぱいものがこみ上げてくる)
・ゲップ
・胸の痛み
・胃もたれ
・のどの違和感
・咳
・気管支炎
・耳の痛み
逆流性食道炎は、適した治療を行わないと改善できません。
専門医に診てもらい適切な薬を投与してもらい、改善していかなくてはいけません。
【逆流性食道炎の改善方法】
逆流性食道炎は、セルフケアでなりにくくなることができます。
以下のことに注意して、逆流性食道炎になりにくい状態にしましょう。
・胸やけを起こす食品の摂取を控える
逆流性食道炎になる人は、胸やけをしやすい食べ物を好む傾向があります。
脂肪の多い食べ物や甘い食べ物、かんきつ類、コーヒー、紅茶、香辛料、アルコールなどは、逆流性食道炎を起こしやすくしてしまいます。
これらは胃酸の分泌を高めてしまったり、胃の中での食べ物の停滞時間が長くなってしまうので、逆流性食道炎を起こしやすくしてしまいます。
これらの食べ物の摂取は控え、なるべく口にしないようにしましょう。
・寝る3時間前までに食事を終わらせる
逆流性食道炎になりやすい人は、寝る直前まで食べ物を食べる傾向があります。
食べてすぐに横になると胃酸が逆流しやすくなってしまい、逆流性食道炎になりやすくなってしまいます。
寝る3時間前まで食事は終わらせておき、食後2時間くらいは横にならないようクセ付けをしましょう。
・腹圧を上げない
腹圧を上げてしまうと、胃酸が食道に逆流しやすくなってしまいます。
重い物を持ったり前屈みをしたり、ベルトをきつく締めつけるような行為は腹圧を上げてしまうので、よくありません。
・肥満解消をする
肥満は胃の中の圧を上げてしまうので、胃酸が食道に逆流しやすくなってしまいます。
身長に似合った体重にし、肥満を改善しましょう。
肥満改善の鍵は、夕食はあっさり目にすることです。
ほどほどの食事量で、肥満を改善させましょう。
いかがでしたでしょうか。
逆流性食道炎は、ここ数年特に多くなっている症状です。
生活習慣で改善が可能ですので、様々な部分に目を向けて逆流性食道炎になりにくい体質になりましょう。
飯塚市 逆流性食道炎の原因と症状なら、「いとう治療院」にお任せください。